DICOM画像ビューアとDICOM画像サーバの開発、医療機器プログラム認証

DICOM(Digital Imaging and Communications in Medicine ダイコム)は、CTやMRI、CRの医用画像フォーマット、医用画像機器間で用いる通信プロトコルについて定義する、医用画像の共通規格です。 医用画像共通フォーマット、通信フォーマットであるDICOMによって、異なるメーカー間においても医用画像機器の共有化を実現しています。

リベルワークスは医療機器メーカー様、ヘルスソフトウェア開発ベンダー様、製薬会社様、医療機器サプライヤー様へ、DICOM規格対応の画像サーバ、画像ビューア、医療情報GateWayなどの開発を支援いたします。また、必要に応じて、医療機器プログラム認証支援のサポートサービスもご提供しております。

DICOM関連の自社製品

医用画像DICOMビューア
LiberView
セファログラム画像処理ソフトウェア
LiberView セファロ
DICOM画像運用Sol-GW EL-1000
DICOM画像を実運用で使用する際の院内WFを実現するためのGWです。 1の画像の複数端末への配信やDICOM Tag情報での配信などができます
DICOM library DICOM Lib
DICOM規格の画像フォーマット/通信規格に対応したソフトウェアを開発するための ソフトウェアライブラリー。WindowsAPIの形式でライブラリ化
DICOMアシスト
DICOM Assist(無償試用可能)開発・研究・保守において、手軽にDICOM画像及びDICOM通信を使用することができます。
DICOM画像処理ライブラリ
WindowAPIでDLL化 (ライブラリから直接パースや出力が可能。CT画像を3D表示、MPR(オブリーク対応を含む)、 MIP、MIMIP(スラブMIP/MINIPを含む)、VolumeRenderingに対応)

DICOM画像の技術概要とDICOM画像タグの概要、通信フォーマットについて

DICOM画像は、ビットマップRAWフォーマットなど、劣化しない可逆フォーマットで撮影されます。医療用デジタル画像として高精細が求められるため、民生用の画像フォーマットに比べて色深度(1ピクセル当りに割り当てるデータ量)が高く、リトルエンディアン式(最下位ビットの属するバイトを低位のアドレスへ格納する方式)のバイトオーダで保存されます。そのためサーバからビューアへの配信時は、通信処理の便宜の目的で、JPEGなど圧縮率の高い不可逆フォーマットが採用される場合があります。

またDICOM画像はタグ情報を内包しており、フォーマット名やデータ長、ユニークなインスタンスUID、シリーズ、モダリティ、患者情報、音声データ、撮影時間など、規格で定められた多様なタグ情報を記載します。各種データが内包可能なコンテナフォーマットであり、そのため画像データは複数枚が内包されるマルチフレームです。

DICOMの通信フォーマットはOSI参照モデルに準拠し、TCP/IPプロトコルによってデータをカプセル化して通信しています。

デジタル画像の撮影表示条件等について

1. 現状と課題

一般に、エックス線写真のデジタル撮影では、同一施設内においても、用いられる機器間で「画像の見え方」を揃える必要がある。また、じん肺管理区分の判定では、様々な施設で撮影された写真を全国共通の基準で比較するための撮影表示条件の設定が必要となる。

2. 機器毎の必要要件 (案)

※厚生労働科学研究の報告書を基に作成

  1. (1) キャプチャー機器 (CR または DR の撮影装置)並びにビューワー (画像を表示するソフトウェア)
    1. ・DICOM Part 14(注)に準拠した P-Value(グレースケール変換処理後の画素値)に対応した運用が行われていること。
  2. (2) 医療用モニター (ディスプレイ)
    ※フイルムを用いずモニター診断を行う医療機関の場合
    1. ・パネル解像度: 3 メガピクセル(1536×2048 ピクセル)以上 ・輝度:300 cd/m2 以上 ・DICOM Part 14 に準拠したキャリブレーション(表示の補正)が行われていること。
  3. (3) イメージャー (フイルム出力装置)
    1. ・DICOM Part 14 に準拠した P-Value の画像データを適切に出力すること。

注)DICOM Part 14 について (参考 http://medical.nema.org/)
DICOM (Digital Imaging and Communication in Medicine) は、米国電機工業会 (NEMA) が管理する医用画像の規格。そのうち Part 14 ではグレースケール (白黒階調) の規格が定められている。

出典: デジタル画像の撮影表示条件等について (厚生労働省)(https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000000wqwg-att/2r9852000000wqyx.pdf)(2021年6月25日に利用)